3交替制にあると助かる福利厚生とは?

看護師の中には職場の人間関係などを理由で転職をする人も少なくありません。転職を経て別の医療施設での仕事を検討する場合に重要となるのが福利厚生です。医療業界では、この職種ならではの福利厚生なども多くあります。代表的なものとして挙げられるのがタクシー補助金です。入院設備が整っている病院での看護師の勤務はシフト制が基本となりますが、このシフト勤務は2交替と3交替に分かれています。2交替勤務の夜勤の場合は夕方に出勤をして翌日の午前中に退勤となるので問題ありません。一方3交替制は準夜勤の仕事が夕方から深夜までの勤務となるため、退勤時に公共交通機関が終了していることもあります。タクシー補助金の有無で出費が変わるので気を付けなくてはいけません。

看護師として働きながら子育ても並行していきたいと考える人にとって頭を悩ませるのが保育施設の問題です。大手など規模が大きく経営に余裕のある病院では、女性の社会進出を後押しする目的で託児施設を用意している所もあります。施設の利用には費用が発生しますが、施設の利用補助金を福利厚生に含めている所を選べば負担を大幅に減らすことが可能です。そのほかにも、夜勤の時に食べる食事や仕事中に着用する制服に掛かる費用を補助してくれるケースも珍しくありません。ボーナスや社会保険を始めとした基本条件はもちろん、病院ごとに異なる待遇を見極めて自分に合った補助を受けられる所を選ぶことが大切です。